とんみんくんのオススメ

英雄の書 上・下【宮部みゆき】

英雄の書 上英雄の書 上
(2009/02/14)
宮部 みゆき

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「あれ」が獄を破った。戦いが始まる。

邪悪は、何と巧みに人の心に付けいるのだろうか。
宮部みゆきが放つ、戦慄の最新刊。

「ひとつ踏み誤れば、あなたも<英雄>に囚われ、呑み込まれて
しまうことでしょう。<英雄>は強大です。比類なき力を擁する完全な物
語でございます」

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学二年生の兄・大樹がクラス
メートを殺傷し、姿を消すという衝撃的な事件が起きた。事件から
十日ほど経った時、友理子は兄の部屋で不思議な声を聞く。
「君のお兄さんは“英雄”に魅入られてしまったのだ」
本棚の奥の見慣れぬ書物が、友理子にささやいているのだった。
書物に導かれ、兄を救い出す旅へ出る友理子。すべての物語が生まれ、
回帰してゆく<無名の地>と呼ばれる場所で、友理子は、世界の根
源というべき、おそるべき光景を目にする――
『ブレイブストーリー』から6年、宮部みゆきのファンタジー最新作。
英雄の書 下英雄の書 下
(2009/02/14)
宮部 みゆき

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 宮部みゆきの最新ファンタジーです。『ブレイブ・ストーリー』の世界と共振する部分も多いです。『ブレイブ』では、幽霊屋敷から異次元の世界へと旅立ちますが、『英雄』では、本の中の世界へと入っていきます。

 スポーツも勉強も性格も抜群の、理想の兄がある日突然、学校で殺人事件を起こす。英雄に魅せられそれの前にひれ伏した兄を救うことが出来るのか?
まがい物の辞書「アジュ」、従者の無名僧「ソラ」、追跡者”狼”の「アッシュ」とともにオルキャスト(印を戴く者)・ユーリは、お兄ちゃんを取り戻すことが出来るのか?

 幼き小学五年生の女の子友理子は、物語とともに大きく成長していきます。そして、オルキャストとしての使命を果たしたそのとき・・・。

 ”英雄”と”黄衣の王””光”と”闇”常に相反する二つのものは、表裏一体。まるで、その世界観は、スターウォーズエピソード3のアナキンが、フォースの闇にひれ伏す様と重なる部分があると思いました。

 それにいじめ問題や少年犯罪など現在の日本の世相を映し出す、問題にも鋭くメスをいれストーリーは展開していきます。
さすが、宮部ワールド奥が深いです。


posted by tonmin at 01:36 | Comment(1) | TrackBack(1) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございました。
日記を見る限り、好きな作家さんがほとんどなので時々チェック入れたいと思っています。
Posted by 黒猫と砂時計 at 2009年03月03日 11:37
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