とんみんくんのオススメ

ぼんくら【宮部みゆき】

ぼんくらぼんくら
(2000/04)
宮部 みゆき

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江戸・深川の長屋を舞台に同心の井筒平四郎が、大商人の湊屋総右衛門の17年に及ぶ遠大な計画を暴いていく。それまで何事もなかった平和な長屋に、ある夜、寝たきりの父親を持つ兄妹の家に殺し屋が押し入り兄を殺害するという事件が起こる。
この事件を皮切りに、次々と長屋の店子たちに不幸が襲いかかり、順番に長屋を離れていく。長屋の大家である湊屋が店子をこっそりと追い出そうとしているという企みに井筒が気づき、仲間の岡っ引きらの手を借りて真相を究明する。
ビジネスマンに大人気の宮部みゆき氏の新作。江戸時代の長屋の支配構造や、風俗、警察権のあり方などが細部まで検証されている。
500ページを超える大作だが、軽快な言い回しと巧みな舞台展開により一気に読み進むことができる。最後はおおかたの読者の期待を裏切って…。構成の妙も感じさせる作品だ。

長屋からひとりずつ人が消えていく。店子を襲った殺し屋、差配人の出奔、謎の新興宗教騒ぎ。江戸下町の長屋で連続する事件の裏の陰謀に、同心・井筒平四郎と超美形少年・弓之助が挑む。奉行所きっての怠けもの同心・井筒平四郎。超美形少年の弓之助。神出鬼没の隠密同心・黒豆。回向院の茂七の手下・政五郎。驚異の人間テレコ・おでこ。若き差配人・佐吉など個性豊かな登場人物が勢ぞろいです。個性豊かな登場人物と人物描写の巧みさ、時代考証の確かさ、そして推理小説のような展開。飽きさせません。なさに宮部みゆきの時代小説の傑作です。

ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)
(2004/04)
宮部 みゆき

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ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)
(2004/04)
宮部 みゆき

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posted by tonmin at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時代ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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