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死神の精度【伊坂 幸太郎】

死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)
(2008/02/08)
伊坂 幸太郎

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CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。
食べることにも飲むことにも眠ることにも感動がない死神。そんな死神でも音楽を楽しむことはできる。CD店の視聴コーナーにいるらしい。おもしろい設定です。そんな死神が活躍する6編の短編集。でも最後に大きな時の流れとともに話はつながります。その収束のしかたが見事です。


タグ:死神
posted by tonmin at 01:00 | Comment(1) | TrackBack(1) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
「ウランバーナの森」へのトラバありがとうございます。「町長選挙」は買ってはいますが、まだ読んでないんで、こちらにさせてもらいました。
ラストは伊坂さんらしい清々しさがありましたね。
Posted by カヌ at 2009年04月07日 23:11
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「死神の精度」 伊坂幸太郎 文庫
Excerpt: 読む本の9割はブックオフで買ってるけれども、伊坂幸太郎だけは新刊(文庫のみ)買っています。今度映画化されるので出版された、「死神の精度」読みました。 昨年に会社が移転してから、琴電(高松の市電)..
Weblog: the borderland 
Tracked: 2009-04-07 23:02
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