とんみんくんのオススメ

5月の読書まとめ

5月の読書まとめ
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:5019ページ

モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
「魔王」の続編だったんですね。でも話の奥行きは非常に深い気がします。「魔王」で果たせなかった兄の敵を潤也が討つとかそうゆう単純なものにでなく、誰が敵、味方でなく世の中すべて役割分担、そうゆうシステムなんだという結論。わかったようなわからないような。すべての情報を遮断した生活に入るのもわかるような気がする。(タイトルはチャップリンの映画からとっているのでしょう。多分)
読了日:05月31日 著者:伊坂 幸太郎
名もなき毒名もなき毒
青酸カリと土壌汚染と、そして本当の「毒」は、人間が抱えている心の闇のこと。人と人との関わりの中で、生まれてしまう「毒」。日常を普通に生きているだけでこの世に蔓延している見えない「毒」。心の闇は、人間誰にでもあるもの。常にそれを認識しながら前向きに生きて行こうと思う。
読了日:05月23日 著者:宮部 みゆき
ゆめつげ (角川文庫)ゆめつげ (角川文庫)
役に立たない予知夢を見られる兄とと、しっかりものの弟がひょんな事からとんでもない事件に巻き込まれて行く物語。まあ、情けない宮司の兄弟ですが、歴史の中では、大きな分岐点ということでしょうか?うーん話は意外と・・・
読了日:05月21日 著者:畠中 恵
名探偵の掟名探偵の掟
これは、完全にミステリーをおちょくっています。名探偵、名推理さえも茶化し本格ミステリのパターンに対する強烈なパロディになっています。でもこれはこれで笑っちゃえばいいんでしょう。たぶん。
読了日:05月21日 著者:東野 圭吾
流星ワゴン (講談社文庫)流星ワゴン (講談社文庫)
ブレイブストーリーの大人版と言ったところでしょうか。現実を変えたいと思っていても実際には、変える事はむづかしく、それを乗越える「勇気」をもらうところなんかそっくりです。でも、「勇気」をもらう過程は、ぜんぜん違います。そこは、重松清の「世界観」満載です。泣かせます、泣かせます。特に息子のいるお父さん必読です。電車の中で読まないように。
読了日:05月17日 著者:重松 清
白猫亭 追憶の多い料理店白猫亭 追憶の多い料理店
ちょっとエロ入っています。大人の絵本です。恋愛物語をお料理のメニューにたとえて。絵は、独特の哀愁感漂うすばらしい作品。
読了日:05月17日 著者:宇野 亜喜良
三匹のおっさん三匹のおっさん
還暦といえども最近の60歳は若いです。一昔前なら3匹のおじいちゃんですよね(笑)。この3匹のおっさんが、警察顔負けの大活躍。一番危ないおっさん(何で危ないかは読んでからのお楽しみ)の娘(早苗)に恋するキヨさんの孫(祐希)の淡い恋愛物語も絡めながらの3匹の大活躍は本当に爽快です。是非一読アレ。
読了日:05月17日 著者:有川 浩
チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光
やっぱり、海堂 尊の原点ですね。ここからすべてが始まった。そして、ミステリーとしても最上級です。
読了日:05月12日 著者:海堂 尊
きみの友だち (新潮文庫)きみの友だち (新潮文庫)
「わたしは、一緒にいなくても寂しくない相手のこと、友だちって思うけど」恵美ちゃんのこの言葉が、心に響きます。友だちの意味、友だちの概念が変わる1冊です。本当の友だちとは?中学・高校生に 是非読んでほしい作品です。
読了日:05月10日 著者:重松 清
しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)
ドラマ化もされたしゃばけシリーズ第一弾。ミステリ、時代小説、ファンタジーという様々なエンターテインメントの要素をライトタッチに仕上げた読みやすく楽しい作品です。あやかしたちに守られて体の弱い一太郎は幸せですね。
読了日:05月09日 著者:畠中 恵
ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)
かなりエグイ猟奇殺人事件の連続にちょっと読むべきか迷いましたが終わってみればミステリーの王道を行くような作品。事件に深入りしすぎた刑事の行く末のシーンは、少しどきどきしました。疑うべきは身近でしかも一番犯人らしくない人物。わかっていながらだまされました。見事です。
読了日:05月08日 著者:誉田 哲也
魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
まさに重力ピエロとは違った形の兄弟の結びつきを描いた作品です。兄は、兄のやり方で権力に立ち向かい、弟は弟のやり方で立ち向かう。その手法や時間のかけ方は違っても着実に弟は兄の意思を受け継いでると感じました。着実に権力は崩壊へと向かいます。そう受け取れるフィナーレだと思います
読了日:05月08日 著者:伊坂 幸太郎
オリンピックの身代金オリンピックの身代金
本格的な社会派サスペンスです。昭和39年の東京オリンピック前後の様子が手に取るように感じられます。ノンフィクションの歴史から隠された史実と言ってもなんら疑うことのないようなリアルな時代背景の描写と構成。刻々と動くストーリーによりリアリティと緊張感を与えています。絶対、映像化するべきだと思います。
読了日:05月03日 著者:奥田 英朗

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posted by tonmin at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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