とんみんくんのオススメ

悼む人【天童 荒太】

悼む人悼む人
(2008/11/27)
天童 荒太

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2009年 第140回 直木賞受賞。週刊誌記者・蒔野が北海道で出会った坂築静人(さかつき・しずと)は、新聞の死亡記事を見て、亡くなった人を亡くなった場所で「悼む」ために、全国を放浪している男だった。人を信じることが出来ない蒔野は、静人の化けの皮を剥(は)ごうと、彼の身辺を調べ始める。やがて静人は、夫殺しの罪を償い出所したばかりの奈義倖世と出会い、2人は行動を共にする。その頃、静人の母・巡子は末期癌を患い、静人の妹・美汐は別れた恋人の子供を身籠っていた――。静人を中心に、善と悪、愛と憎しみ、生と死が渦巻く人間たちのドラマが繰り広げられる。著者畢生(ひっせい)の傑作長篇がいよいよ登場です。

人の記憶はいい加減なもので大切な人の命日さえ忘れていることもあります。でも、生きていくうえで忘れないと悲しみばかり募りやっていけないこともよくある話で「悼む人」のような忘れないで心の刻んでくれて悼んでくれる人がこの世にひとりいることは、心強いものでもあります。重いテーマですが、人間最後には経験する死を深く見つめなおすいい機会になりました。


posted by tonmin at 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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