とんみんくんのオススメ

宵山万華鏡【森見登美彦】

宵山万華鏡宵山万華鏡
(2009/07/03)
森見登美彦

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祇園祭前夜。妖しの世界と現実とが入り乱れる京の町で、次々に不思議な出来事が起こる。
登場人物たちが交錯し、全てが繋がっていく連作中篇集。森見流ファンタジーの新境地!
●祭りの雑踏で、幼い妹が姿を消した。妹は神隠しに遭ったのか、それとも…?「宵山姉妹」「宵山万華鏡」
●乙川は≪超金魚≫を育てた男。大学最後の夏、彼と宵山に出かけた俺は、宵山法度違反で屈強な男たちに囚われてしまう。襲いくる異形の者たち。彼らの崇める≪宵山様≫とは一体…?「宵山金魚」
●期間限定でサークル≪祇園祭司令部≫を結成したヘタレ学生たち。彼らは、学生生活最後の大舞台を祭の最中に演じようとしていた。「宵山劇場」
●宵山の日にだけ、叔父さんは姿を消した娘に会える…。「宵山回廊」
●目が覚めると、また同じ宵山の朝。男は、この恐ろしい繰り返しから抜け出すことができるのか…?「宵山迷宮」
 毎年、宵山当日なんてものは、京都独特の蒸し暑い一日なんですよね。それを妖気に満ちた少しぞっとするような宵山を見事に書き上げています。モリミワールドの新境地とでも言いましょうか。いつものモリミワールドも随所に覗かせる所なんかはさすがです。
posted by tonmin at 00:43 | Comment(1) | TrackBack(2) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
我がブログへのトラックバックありがとうございます!

宵山万華鏡、まだ読んでいないので、
失礼ですが、記事は読んでいません。

本当にごめんなさい。


また読んでから遊びに来ます!

トラックバックさせてください
Posted by かえる at 2009年09月03日 00:46
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宵山万華鏡/森見登美彦
Excerpt: 祇園祭に実際に出かけたことはありません。とにかく人が多そうだ。 でも、何だかこの本を読んで、もしかしたらホンモノの祇園祭宵山よりも素晴らしい宵山の情景を見ることができたのでは、と思うのでした。 宵..
Weblog: ここから
Tracked: 2009-09-02 19:21

〇「恋文の技術」 森見登美彦 ポプラ社 1575円 2009/3
Excerpt:  森見登美彦お得意の、同場面繰り返し小説である。技巧的には巧いのだが、視点を変えても同じ場面の描写には変わりなく、最初のうちは面白い感じもしなくもないのだが、途中からはどうしても飽きてしまう評者なので..
Weblog: 「本のことども」by聖月
Tracked: 2009-09-03 08:29
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