読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1581ページ

一つ屋根の下で暮らしながらバラバラな家族と一緒にいなくてもつながっている父子。昭夫がとった母に対する卑劣な行動と恭さんの父に対する心温まる行動。対比描写がものすごく効いています。最後の将棋の種明かしは感動ものです。
読了日:08月27日 著者:東野 圭吾

タイトルに引かれて読みました。あの時、救えなかった生命。あの時、奪えなかった生命。生命の重さに値段はつけられなせん。生命の尊さを深く考えさせる作品です。テーマの重さと裏腹にタイトルが軽いのが、さだまさしらしくて良い。
読了日:08月26日 著者:さだ まさし

自転車ロードレース。個人レースでありながら団体戦のような独特な世界観をうまくストーリーにつなげています。『ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために』サクリファイス(犠牲)の意味は最後の最後にわかります。感動のラストです。
読了日:08月22日 著者:近藤 史恵

どれも感動の短編集。やっぱり最後は、家族なんですよね。
読了日:08月20日 著者:森 浩美

「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」狂ったように夢を追いかけた末に見つけた究極のりんごを作った男の言葉は重いです。何事も初志貫徹。なかなか出来ないことです。
読了日:08月12日 著者:石川 拓治

毎年、宵山当日なんてものは、京都独特の蒸し暑い一日なんですよね。それを妖気に満ちた少しぞっとするような宵山を見事に書き上げています。モリミワールドの新境地とでも言いましょうか。いつものモリミワールドも随所に覗かせる所なんかはさすがです。
読了日:08月11日 著者:森見登美彦
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