読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1014ページ

原作は未読です。美しいものへの愛と妬み、生と死、独特の世界観、宗教観があり理解できない部分も多くありました。原作のコミックも読む必要があるかも?
読了日:01月28日 著者:森博嗣/萩尾望都(原作)

物語は利休切腹の瞬間ときから時間を遡さかのぼっていく。最後は戻って切腹直後。非常に斬新な構成で次々とページをめくらずにはいられません。若き利休が恋こがれた高麗の女性が所有していた緑釉の香合。切腹までしてかばった緑釉の香合と恋こがれた高麗の女性との想い出。そこまで恋焦がれる女性に出会ってみたいです。それにはまず茶道から始めなければ・・・
読了日:01月19日 著者:山本 兼一

エアコン販売員でエクソシストの遠藤二郎。因果関係原因追求の鬼五十嵐真。孫悟空の取りついた引きこもり眞人。ユニークな登場人物目白押しで楽しく読めました。大きなテーマは、因果応報。でも、私のお気に入りは、辺見のお姉さんが、萎れたおばさんからあの頃の憧れんのお姉さんに戻ったところ。そのきっかけを作った、漫才コンビ『孟子孔子』。いずれも本筋と関係ないけど・・・。『SOSの猿』の理解が進むかも知れない五十嵐大介の漫画『SARU』も非常に楽しみです。
読了日:01月06日 著者:伊坂 幸太郎
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