![]() | その日のまえに (2005/08/05) 重松 清 商品詳細を見る |
神さまは意地悪だから、大切なひとを遠くへ連れ去ってしまう。昨日までの暮らしが、明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る、愛するひとの死-。生と死と、幸せの意味を見つめる連作短編集。『別冊文芸春秋』掲載。
末期がんと言う病気は残酷でありまた優しくもある。来るべきその日の前にその日の心の準備が出来きるし体勢が整えられる。でも衰弱していく姿をさらすのは辛いものがあります。その日の後に残された家族の強く生きていこうという姿が救われる気がする。
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